マクベスを3冊読んだ話
私の趣味は読書です。とはいっても最近はバイトや課題に追われ、月に5〜6冊ほどしか読めていませんが... 主に電車の中で読むのですが 読んでいた本( その日の前に / 重松清 )を読み終わったので、次に読む本は何がいいかな〜なんて思っていました。
はい、次に読む本決定!!
思い立ったら即行動派な私はすぐに地元の紀伊国屋書店に。
全て翻訳家さんが違ったので、色々な人のマクベスの解釈が見たいと思い とりあえず3冊購入。
(ここからネタバレあり)
3冊も買ってそんなに変わらんやろ!と思ったあなた。
全然違います!!
違いを探すために数冊購入した訳ではなく、物語への理解を深める為だったのですが 違いがありすぎて驚きました
まず、最初に出てくる魔女のセリフから違う。私は日本語以外はほんっっっとに苦手で分からないので どれが正解かは分からないですが ここまで違うものかと驚きました。(これが日本語の面白いところ)
『きれいは穢い、穢いはきれい』
『いいは悪いで悪いはいい』
『晴々しいなら 禍々しい、
禍々しいなら晴々しい』
個人的には1つ目の、『きれいは〜』が好きです。サラサラ〜っと1冊目を読み終わり、2、3冊目も読みました。
マクベスを簡単に説明すると
スコットランドの勇敢で超強い兵士が3人の魔女に『 お前将来王様なるでマジで 』と言われ、 それを知った嫁が早く王になってほしいと願うばかりに 王殺したらよくね???ってなってマクベスが王殺しちゃって周りの人も口封じに殺しちゃって自己嫌悪〜!ってなって最終殺される話
勿論、そんな簡単に片付けれる話ではないけど簡潔に言うとこういう感じ...かな?
欲にまみれ、一線を越えてしまい 後悔しながらもまた更に罪を重ねる。手を血で真っ赤に染めていく。
こんな役、丸山隆平にぴったりだと思いませんか!?わたしはずっと待ち望んでいました!!!ほんとうにぴったりだと!思うのです!!
... 初めて読んだ時の苦虫を噛み潰したような、悲しくて切なくて悔しくてやりきれない感じは何とも忘れられません。
こんなネタバレバレバレバレブログを書いておいて何を言うかという感じですが、是非皆様に原作を読んで頂きたいです。ほんとうにオススメ 少しグロいかもしれないけど
丸山隆平くんがシェイクスピアのマクベスを演じてくれなければ わたしは『シェイクスピアの劇なんて興味ないわ(笑)』とか思っていたけれど いざ読んでみれば ね、そりゃもうね、まんまとハマりました。今まで何で読んでこなかったんだと!!!そのぐらい素敵なものだと気づけました。
丸山隆平くん、ジャニーズ事務所様、そして丸山隆平くんを起用してくださった方々本当にありがとうございます。生きてる間に彼がこのような役を演じる姿を見れるなんて本当に光栄です。出来ることならば みたらし小餅か千寿せんべいでも差し入れしたいぐらいに感謝しています!!!
最後にもう一度、マクベスを読んでみてください!!!(うるさい)
長くまとまりのない文章を読んで頂き、ありがとうございました。